水原亜利沙

【全日本ラリー選手権参戦レポート】ラリー丹後2020

2020-09-06  

遅くなりましたが全日本ラリー選手権の参戦レポートになります。

全日本ラリー選手権、中止、延期ラウンドが続き2020年第二戦目となった「ラリー丹後」。
京都府の海側にある京丹後市で開催されるラウンドです。

2019年は全日本ラリー選手権の開催はなく、2年ぶりの開催となりました。
実は昨年TRDラリーカップにCUSCO86で参戦。
初めて入賞を果たした思い出深いラリーでした。
世界的にも混乱している難しい状況の中で、参戦させていただけたことにまず感謝いたしますm(_ _)m

第一戦目でドライブした131Vitzから車両が変わり、NEW YARISで参戦!
ちょうど長引いた梅雨時期と重なり、ウェットでのテストしかできず本番はドライでの初走行!

京丹後のステージはハイスピードと中低速が入り混じった複合コース?といった印象でした。
私の挑戦するJN6クラスはAT、CVT、AE車両のクラスです。
つまり「2ペダルクラス」。

昨年まではRPN車両とRJ車両が同じクラスで戦っていましたが、今年からRJ車両はJN5クラスへと変更になりました。
131Vitzが多い中、全日本ラリーに参戦したNEW YARISはクスコレーシングの1台とJN5クラスに1台。
JAFさんからのインタビューを受けるなど車両の注目度は高い中….

初日からなかなか上手に走らせることができず、三番手にてLEG1終了。
また4番手とは2.5秒差。。

翌日はセッティングを変え、ペースノートも念入りにチェック。
気を取り直して、コドライバーと共に前回プッシュ!
後ろとのマージンは稼ぐことができ、またラッキーなことに2ステージでベストタイムを出すことができ、
LEG2は1位でした!
LEG1での差が大きかったため、順位をひっくり返すことはできませんでしたが
今回のラリーでもたくさん学ぶことができました。

いつもあまり頭に血がのぼらないように冷静に走るようにしているのですが、
今回はタイムを意識して走っていたので
「とにかく楽しんで、ちゃんと帰ってきて!」と言われること多々。。
集中モードがバレてしまっていたようです。笑
最後までコドライバーには「安全にいきましょう!」と言ってくれていたのですが、
最終ステージ前に
「もう、安全に!って言わないので、アリサさんが自分で気をつけてくださいね」
と言われました。笑

2回目のペアとなる現役JDのふゆちゃん
本当によくサポートしてくれるおかげで楽しくラリーができています♫

自分自身の課題としては
ただ頑張って走らせるだけではなく、何が原因で走りづらいのか
ではどうすればいいのか?
などもっと知らなくてはいけないことはたくさん!

今年も実践、練習を通してたくさん吸収していきたいと思います。

残念ながら、中止が発表されたラウンドも多く、また10年ぶりに開催される予定だったラリージャパンも2020年は見送り、
2021年に向けて…というリリースがありました。
今年はそれぞれができることを頑張って、また観客のみなさまと一緒に楽しくラリーができる日のために準備ができたらいいなと思っております。

現状での次の参戦予定は2020年9月11-13日の「ラリー北海道」です。
今回も無観客、2日間での開催となりました。

コドライバーはベテランコドライバーの竹下紀子さん!
初ペアですが、数々の海外ラリー、国内ラリーでの入賞を経験され、またご自身もドライバーとして北海道のチャンピオンを経験される超ベテラン♫
今回のラリーでもたくさんお勉強したいと思います!

引き続き応援よろしくお願いいたします^^

ラリー丹後をまとめた動画も更新していますので、是非ご覧ください♫
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